2011年12月7日水曜日

楢山節考

新しいTVがやってきて、
深夜のバラエティーなんかを撮ったりして見てたんだけどもな。

そのテレビで初めてワシの録画した映画がだな。

「楢山節考」というやつだったんだわ。BSでやってた。
番宣で流れてて、もうどうしたって地味で古くて、番宣見ただけで
姥捨て山のそれだってわかっちゃうような内容なんだけど、気になっちゃってなあ。
山田洋次監督の選んだ映画特集だかだったような。


ほら、ワシはとてつもなく地味な映画を見入ってしまう傾向があるもんだから。
洋画でも邦画でも。


まあ、内容は本当に姥捨て山なんだ。
楢山へ行かなければならない母と、送り出さなければならない息子の苦悩。
母の優しさがこれでもかこれでもかと、書かれております。
そしてこの終わり方!!!
救いもなにもありゃせんよ。
そうさ。これは現実にあった事なんだ。奇蹟もヒーローも現れず、
こうして人々は淡々と生きてきたのだ。




なんか変なんだよ。
場面転換が舞台のような回し方。※幕が下りたり、暗転したりする。
これ、映画だった・・よな??
しかし映画が終わった後の評論コーナー的なところで、それは全てセットだったと言う事を知る。
険しい岩肌の山。木々の生い茂る細い道。小川。全て人工的に作られた物だったとは・・・・
あまりに哀しく、むごい姥捨て。
あえて人工的な表現を使うことでクッションの役割を果たしているのだという。




「坂の上の雲」最終章はじまりー
しかし戦場場面ばっかだわなー次回バルチックだぜ。
三笠がんばれー(←
最後に流れる歌が一部、二部、三部と違うのに驚き。
(一部 サラ・ブライトマン 二部 森麻季 三部 合唱)
同じ曲を違うアーティストにアレンジ変えてやらせるとはねえ~
しかも今回のは合唱ときたもんだ!!やられたねえ、久石さん!!


ttp://www.youtube.com/watch?v=weieEV37qSA